プレイしたフリーゲームの感想を書き綴ったブログです。
内容にネタバレを含む場合があるのでご注意下さい。
今までに感想を書いたフリーゲームのリストはリンクの「感想リスト」で見れます。
【タイトル】花咲く庭のディスコ
【HP】 nino

【DL】Girls Party NO.37
【プレイ時間】20分
【ジャンル】百合ノベル
【ツール】LiveMaker
【完成日】2009/10/6
都会育ちのお嬢様うさぎと田舎育ちの子ブタの淡い恋物語。
Girls Party参加作品なのでどちらも♀です。
飼い主が恋人と一緒に暮らすことになりうさぎのディスコは田舎へ引っ越すことになります。
最初は面白くなかったディスコも自然に囲まれ暮らすうちに次第に馴染んでいき、そこで出会った子ブタのブーケと仲良くなっていくのを見ていると和みました。
イラストがやわらかなタッチでまるで童話を読んでいるようにほのぼのとしました。
素朴な子ブタのブーケはピンクで可愛いのです。後姿がとってもキュート。
ディスコも顔を洗うしぐさなどとても可愛かったです。
ほほえましい想いで二匹の恋の行方を見守っていると最後に切ない結末が……。
私的に最後に明かされた飼い主と恋人について、ちょっとびっくりしました。
そこには考えが至りませんでした。そうかそうだよなあ。
あと、オマケがシュールです。
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【HP】 nino

【DL】Girls Party NO.37
【プレイ時間】20分
【ジャンル】百合ノベル
【ツール】LiveMaker
【完成日】2009/10/6
都会育ちのお嬢様うさぎと田舎育ちの子ブタの淡い恋物語。
Girls Party参加作品なのでどちらも♀です。
飼い主が恋人と一緒に暮らすことになりうさぎのディスコは田舎へ引っ越すことになります。
最初は面白くなかったディスコも自然に囲まれ暮らすうちに次第に馴染んでいき、そこで出会った子ブタのブーケと仲良くなっていくのを見ていると和みました。
イラストがやわらかなタッチでまるで童話を読んでいるようにほのぼのとしました。
素朴な子ブタのブーケはピンクで可愛いのです。後姿がとってもキュート。
ディスコも顔を洗うしぐさなどとても可愛かったです。
ほほえましい想いで二匹の恋の行方を見守っていると最後に切ない結末が……。
私的に最後に明かされた飼い主と恋人について、ちょっとびっくりしました。
そこには考えが至りませんでした。そうかそうだよなあ。
あと、オマケがシュールです。
【タイトル】72
【HP】 小倉ハムスター

【プレイ時間】20分
【ジャンル】短編ノベル
【ツール】Nscripter
【公開日】2010/1/22
第二回One dot contest参加作品です。
作者様のサイトで再公開されていたので、この機会に再プレイしました。
結末を知っているゆえかもしれませんが、今回の方が前回プレイした時よりも心にしみて涙がこぼれた。
20分くらいで読める短編ノベルなのですが、その短い中に笑いと涙と萌えと微エロまで盛り込まれています。
コンテストの制約に「姿形が全く同じ人物を必ず登場させること」というのがあるのですが、こちらの作品は、その姿形が同じ人物の登場のさせ方がとても独創的だったのが目をひきました。
同じ姿形の人物が3人並んでいるのに表情が微妙に違っていたりして面白かったです。
最初は欲望に忠実な主人公にちょっと引いていたんですが、後半の展開はシリアスで最後には切ない乙女心にぐっときました。
私もそんなお味噌汁を作れるようになりたいです。
作中、食事のシーンが多かったのですが、素朴な料理ながらおいしそうでした。
ところでタイトルの72には4つくらいの意味があるそうです。
何なんだろう??? 気になります。
【HP】 小倉ハムスター

【プレイ時間】20分
【ジャンル】短編ノベル
【ツール】Nscripter
【公開日】2010/1/22
第二回One dot contest参加作品です。
作者様のサイトで再公開されていたので、この機会に再プレイしました。
結末を知っているゆえかもしれませんが、今回の方が前回プレイした時よりも心にしみて涙がこぼれた。
20分くらいで読める短編ノベルなのですが、その短い中に笑いと涙と萌えと微エロまで盛り込まれています。
コンテストの制約に「姿形が全く同じ人物を必ず登場させること」というのがあるのですが、こちらの作品は、その姿形が同じ人物の登場のさせ方がとても独創的だったのが目をひきました。
同じ姿形の人物が3人並んでいるのに表情が微妙に違っていたりして面白かったです。
最初は欲望に忠実な主人公にちょっと引いていたんですが、後半の展開はシリアスで最後には切ない乙女心にぐっときました。
私もそんなお味噌汁を作れるようになりたいです。
作中、食事のシーンが多かったのですが、素朴な料理ながらおいしそうでした。
ところでタイトルの72には4つくらいの意味があるそうです。
何なんだろう??? 気になります。
【タイトル】王様game
【HP】 柳暗華明

【プレイ時間】多分10時間くらい?
【ジャンル】女性向けサスペンスAVG
【ツール】吉里吉里2/KAG3
【対象】15歳未満禁止
【公開日】2010/2/9
見知らぬ部屋で目覚めた主人公は記憶を失っていた。思い出せるのは自分の名前だけ。
窓も玄関もないその不思議な屋敷には主人公の他に3人のゲストが呼ばれていた。
主人公を含めたこの4人はこれから賞金1億円をかけた王様ゲームに参加することになるというのだという。
参加者4人のうち、主人公と少年は記憶喪失だし、栄司と朱音は誘拐まがいで連れてこられたというし、屋敷の執事はいわくありげだ。状況的には非常に胡散臭い。
この閉ざされた中で誰かを信じて行動を共にすることによってエンディングが変ります。
誰かと恋愛関係になることもあるし、疑ったり疑われたり、裏切られたり、場合によっては殺したり殺されたりします。
サイト様に「本作品はバッドエンド至上主義な方向けに制作しております。」と書いてあります通り、バッドエンドが非常に多いです。時々、唐突に殺したり殺されたりして「ここで、こうくるか!」と驚くこともありました。
でも、バッドエンドもあるひとつの結末として重要なのです。
流血描写や残酷な表現も多いので、そういうのが苦手な方はご注意下さい。
ストーリーは謎だらけで、ひとつのルートをクリアしただけではわかりません。
いくつかの結末を見ながら徐々に真相に近づいていくという感じです。
サイト様に推奨の攻略順(栄司→朱音→少年)がありましたので、その順番で攻略してみました。
一人目攻略。謎は解けず。むしろ謎は深まったような……。
二人目攻略。相変わらず謎は謎のまま。ただ「ある存在」がちらつく。
三人目攻略。……。なんだろう、この後味の悪さは。
という感じです。こうなるともう意地でも真相が知りたくなります。
四人目までくると、かなり真相に近づきます。
こちらの作品、グッドエンドをだすのはそんなに難しくないです。
むしろバッドエンドを狙う方が難しかったです。
私の場合、プレイ時間がやたらとかかったのは、バッドエンドを出すのに苦労したためです。
ここまで頑張ったのは、真相が知りたいという気持ちと彼女の彼に対する一途な想いに惹かれたからだと思います。
最後に見られるエンドに関しては、真相を知った後だと少々複雑な気持ちになって心の中にモヤモヤしたものが残りました。でも日が経つにつれて落ち着いて考えられるようになったのでしょう。そうなるのが一番平和的な解決だなと思うようになったのです。なにより幸せそうですし、今は一番好きなエンドかもしれません。
それに、一番最初の独白をあらためて見て誰のものであるかを気付いた時に心揺さぶられたような気がします。
プレイ時間は多分10時間以上かかったかと思います。
へたれゲーマーの私のわりには頑張ったかな。どうしてもすべてのエンドが見たかったのです。とりあえず自力でコンプできて満足。
(2010/3/10 追記)
製作者様のサイトで攻略情報が追加されていました。
【HP】 柳暗華明
【プレイ時間】多分10時間くらい?
【ジャンル】女性向けサスペンスAVG
【ツール】吉里吉里2/KAG3
【対象】15歳未満禁止
【公開日】2010/2/9
見知らぬ部屋で目覚めた主人公は記憶を失っていた。思い出せるのは自分の名前だけ。
窓も玄関もないその不思議な屋敷には主人公の他に3人のゲストが呼ばれていた。
主人公を含めたこの4人はこれから賞金1億円をかけた王様ゲームに参加することになるというのだという。
参加者4人のうち、主人公と少年は記憶喪失だし、栄司と朱音は誘拐まがいで連れてこられたというし、屋敷の執事はいわくありげだ。状況的には非常に胡散臭い。
この閉ざされた中で誰かを信じて行動を共にすることによってエンディングが変ります。
誰かと恋愛関係になることもあるし、疑ったり疑われたり、裏切られたり、場合によっては殺したり殺されたりします。
サイト様に「本作品はバッドエンド至上主義な方向けに制作しております。」と書いてあります通り、バッドエンドが非常に多いです。時々、唐突に殺したり殺されたりして「ここで、こうくるか!」と驚くこともありました。
でも、バッドエンドもあるひとつの結末として重要なのです。
流血描写や残酷な表現も多いので、そういうのが苦手な方はご注意下さい。
ストーリーは謎だらけで、ひとつのルートをクリアしただけではわかりません。
いくつかの結末を見ながら徐々に真相に近づいていくという感じです。
サイト様に推奨の攻略順(栄司→朱音→少年)がありましたので、その順番で攻略してみました。
一人目攻略。謎は解けず。むしろ謎は深まったような……。
二人目攻略。相変わらず謎は謎のまま。ただ「ある存在」がちらつく。
三人目攻略。……。なんだろう、この後味の悪さは。
という感じです。こうなるともう意地でも真相が知りたくなります。
四人目までくると、かなり真相に近づきます。
こちらの作品、グッドエンドをだすのはそんなに難しくないです。
むしろバッドエンドを狙う方が難しかったです。
私の場合、プレイ時間がやたらとかかったのは、バッドエンドを出すのに苦労したためです。
ここまで頑張ったのは、真相が知りたいという気持ちと彼女の彼に対する一途な想いに惹かれたからだと思います。
最後に見られるエンドに関しては、真相を知った後だと少々複雑な気持ちになって心の中にモヤモヤしたものが残りました。でも日が経つにつれて落ち着いて考えられるようになったのでしょう。そうなるのが一番平和的な解決だなと思うようになったのです。なにより幸せそうですし、今は一番好きなエンドかもしれません。
それに、一番最初の独白をあらためて見て誰のものであるかを気付いた時に心揺さぶられたような気がします。
プレイ時間は多分10時間以上かかったかと思います。
へたれゲーマーの私のわりには頑張ったかな。どうしてもすべてのエンドが見たかったのです。とりあえず自力でコンプできて満足。
(2010/3/10 追記)
製作者様のサイトで攻略情報が追加されていました。
【タイトル】空の流刑地
【HP】 のっぺりや

【プレイ時間】20分くらい
【ジャンル】短編ノベル
【ツール】LiveMaker
【公開日】2010/01/21
第二回One dot contest参加作品です。
現在は製作者様のサイトで再公開されているので再プレイしてみました。
コンテスト時にプレイしたものと比べてお話が追加されたりエピソードが読めるようになっていました。
主人公のチュウ君は顔が丸くて体も丸い。その丸いチュウ君が右を向いたり左を向いたりするのが可愛くて、ちょっと萌えた。
月と地球の話が心にしみました。
みんな寂しいんだね……。
宇宙船という閉ざされた中で出会いがあって事件があって別れがある。
以前にプレイした時は、多分シナリオが20kbまでという制約があったせいだと思うのですが、話がやや急展開だなと思っていたのです。
それが今回、後半に話が追加されていて嬉しかったです。
特にチュウとイヴの考え方の違いがわかる会話やお互いを思いやるアダとイヴの会話はよかったです。
アダとイヴ、この二人がお互いをどう思っているのかが、もっと知りたかったのです。
ENDを見た後に、タイトル画面に戻って後ろの2人を見た時に、切ない気持になりました。
このゲームのテーマは「お互い好きだって何となく分かっているのに告白出来ないままの人達」です。このお互い好きだと思っている2人はアダとソラのことだろうと思っていたのですが、なんとなくアダとイヴもそうなんじゃないかなと思っているのです。
ちょっと追記(ネタバレなので反転)
エピソードを読みますとソラ元気そうです。この後、この2人はどうなるのだろう? とちょっと心配していただけに安心しました。
しかも、2人は仲良しです。
ストーリーが追加されていた分、最初のプレイ時に感じた切なさはなくなったかなと思います。
でも代わりにアダとイヴに関しては切なさ倍増です。
イヴって怖いって言われていたけど、すごく優しくてロボットなのに不思議でさえあります。
【HP】 のっぺりや

【プレイ時間】20分くらい
【ジャンル】短編ノベル
【ツール】LiveMaker
【公開日】2010/01/21
第二回One dot contest参加作品です。
現在は製作者様のサイトで再公開されているので再プレイしてみました。
コンテスト時にプレイしたものと比べてお話が追加されたりエピソードが読めるようになっていました。
主人公のチュウ君は顔が丸くて体も丸い。その丸いチュウ君が右を向いたり左を向いたりするのが可愛くて、ちょっと萌えた。
月と地球の話が心にしみました。
みんな寂しいんだね……。
宇宙船という閉ざされた中で出会いがあって事件があって別れがある。
以前にプレイした時は、多分シナリオが20kbまでという制約があったせいだと思うのですが、話がやや急展開だなと思っていたのです。
それが今回、後半に話が追加されていて嬉しかったです。
特にチュウとイヴの考え方の違いがわかる会話やお互いを思いやるアダとイヴの会話はよかったです。
アダとイヴ、この二人がお互いをどう思っているのかが、もっと知りたかったのです。
ENDを見た後に、タイトル画面に戻って後ろの2人を見た時に、切ない気持になりました。
このゲームのテーマは「お互い好きだって何となく分かっているのに告白出来ないままの人達」です。このお互い好きだと思っている2人はアダとソラのことだろうと思っていたのですが、なんとなくアダとイヴもそうなんじゃないかなと思っているのです。
ちょっと追記(ネタバレなので反転)
エピソードを読みますとソラ元気そうです。この後、この2人はどうなるのだろう? とちょっと心配していただけに安心しました。
しかも、2人は仲良しです。
ストーリーが追加されていた分、最初のプレイ時に感じた切なさはなくなったかなと思います。
でも代わりにアダとイヴに関しては切なさ倍増です。
イヴって怖いって言われていたけど、すごく優しくてロボットなのに不思議でさえあります。

【タイトル】RoseRose~バラ薔薇~
【HP】 白桃花-hakutouka-
【プレイ時間】15分くらい
【ジャンル】短編ノベル
【ツール】吉里吉里
【公開日】2010/01/21
第二回One dot contest参加作品です。
作者様のHPからDLできるようになっていたので、この機会に再プレイしていみました。
甘い香りに誘われてたどり着いた先には美しい花が咲き乱れる広い庭のある洋館があった。
そこには美しく可憐で心優しい少女がいた……。
衝撃の結末が印象的だった作品です。
立ち絵も綺麗で物語の雰囲気にぴったりでした。
なんとなくオチは読めるかなと思いながら読んでいたのですが、それだけでは終わらなかった。予想以上のブラックさでした。
こういう一瞬にして今まで見てきた世界が変わるというお話は好きです。
薔薇の花が文字に変っていくエンディングロールも美しいし、プレイ終了後に戻ったタイトル画面の仕掛けもドキリとします。
それにしても父親の愛は深いのですね。
あと直接ストーリーには直接関係してこないのですが最初に登場する主人公の友人のケリー君が爽やかでカッコイイのです。