プレイしたフリーゲームの感想を書き綴ったブログです。
内容にネタバレを含む場合があるのでご注意下さい。
今までに感想を書いたフリーゲームのリストはリンクの「感想リスト」で見れます。
【タイトル】ふかこい
【HP】 ふかこい
【プレイ時間】1時間30分
【ジャンル】バレンタインを駆け抜ける青春ADV(全年齢)
【ツール】吉里吉里2/KAG3
【公開日】2009年2月22日
主人公の一樹は可愛いものが好きな高校生の男子。彼はポケロというマスコットがお気に入りなのだが、このポケロが私から見ても確かに可愛いのです。まるっこい所が可愛いです。
ある日、一樹はクラスメイトの神津さんの胸ポケットから出ているポケロのストラップに気がつく。
これを、きっかけとして2人の仲は少しずつ近づいていきます。
神津さんの他、後輩で趣味を同じくする紺乃時さん、姉の友達で美人の二石先輩となかなか素敵な女の子が2人登場するのですが、攻略対象は神津さんだけです。
神津さんは明るくてさっぱりとした女の子で、一樹の彼女に対する気持ちが少しずつ変っていく様子が自然でほほえましかったです。
ストーリーは面白かった。
絵は可愛かった。
登場人物も魅力的。
ただ、ただ……紺乃時さんが可愛そうすぎる。プレイが終わってエンディングを見た後は、もう紺乃時さんのことばっかり考えていて、ちょっと悲しい気持ちになっていました。
でも、落ち着いて考えてみると、あの状況になった場合、誰も傷つかないという結末はないだろうし、むしろ、しっかりと決着をつけていてよかったとも思える。
ただ、主人公の言い方は「やさしくはない」と感じました。
一樹が紺乃寺さんを振るシーンは正直辛くて見てられない。でも同時に、だからこそ心に残るストーリーだった気もします。
一樹のバレンタインに対する認識は変わっていて「いや、それは違うだろ」「いや、それはまずいだろ」とプレイしながら一人突っ込みをしていました。
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