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プレイしたフリーゲームの感想を書き綴ったブログです。 内容にネタバレを含む場合があるのでご注意下さい。 今までに感想を書いたフリーゲームのリストはリンクの「感想リスト」で見れます。

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【タイトル】くものいと-雪割草外伝-
【HP】 猪鹿蝶
猪鹿蝶
【プレイ時間】20分
【ジャンル】女性向け和風愛憎AVG
【ツール】吉里吉里2/KAG3
【公開日】2009年04月01日

現在は公開停止中です。(2011/10/28 追記)


「雪割草本編をプレイしていなくても、プレイに支障はありません」とサイト様に書いてあります通り、単体でも十分面白いです。
私は雪割草は体験版のみプレイ済みです。

この物語は帝の妃である常盤と楓、二人の女性の愛憎物語です。
この時代、後宮の女性はただ帝の訪れを待つだけだから辛い立場ですよね。
帝の妃は何人もいるだろうし、女同士で寵を競うから、妬みや嫉み、嫉妬といったものが渦巻いていそうです。
そんな中で家が没落して後ろ盾を失った常盤は、帝の寵愛だけを頼りにするという不安定な立場になります。
そして、帝の寵愛も、新たに入内した美しく身分の高い少女楓に移っていくのでした。
楓は何故か常盤に好意を示して、慕っています。それ自体は悪いことではないはずなんですが、この楓が恐いんです。
「悲しも喜びも私が与えてさしあげたい」とか思ってそうで、こんな人に好かれたら、そのまま支配されそうで恐いです。
常盤は楓の好意にとまどいつつ、自分にないものを持つ楓を憎むようになり、同時に、そんな自分の醜い心に嫌悪します。このあたりの複雑な心理模様が読んでいると伝わってきて、心が締め上げられるようでした。
あと、興味深かったのは、絢仁と誠仁の初対面のシーン。
誰もが美しいともてはやす絢仁に対して誠仁が子供らしい純真さで評価を下すところがとても面白かったです。

それにしても、楓はどうしてそんなに常盤が好きなんだろう?
ちょっと、いろいろと考えてみたことはあるのですが、あまりにもとりとめもなくなってしまいました。
憂い顔が好きらしいのですが、やはりどSだから、もっとその顔が見たいとか思っているのか?
……やっぱり恐いです。

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【タイトル】バレエの研究
【HP】 小さな森
【プレイ時間】20分
【ジャンル】古典上代文学的大正ロマン漂う、準純文学系ミステリノベル
【ツール】吉里吉里2/KAG3
【公開日】2002/08/21

選択肢なしの短編ノベル。
静かで、妖しげで、とても雰囲気があります。
文体が独特で、冒頭の狐の嫁入りシーンが美しいです。想像するとゾクゾクします。
現実離れした出来事が、まるで日常的な事の様に淡淡と話されており、とても不思議な気分になります。
残念ならが今回はありませんが、聖探偵の怪奇事件を解決する姿を見てみたくなりました。

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【タイトル】雨月物語/青頭巾
【HP】 銀のベル
銀のベル
【プレイ時間】30分
【ジャンル】サウンドノベル
【ツール】吉里吉里
【公開日】2007/09/09

上田秋成の作品「雨月物語」の「青頭巾」に独自の解釈を加えて2次創作されたものということで興味を持ちました。
私、「青頭巾」がどういう話か知らなかったので、せめてあらすじくらいは知っていた方がいいだろうと思って、こちらのサウンドノベルを読む前に調べてみました。
雨月物語を現代語訳にして下さっているサイトがありまして、たいへん勉強になりました。

だいたいのストーリーを頭に入れた後に、こちらのサウンドノベルを読み始めて見て、まず驚いたのはその「視点」です。
青頭巾は快庵禅師という徳の高い聖が主人公でその視点で物語が展開されていくのですが、こちらでは、院主の視点になっていたのです。
院主視点より、元は仏の道を求め修行に励んでいたはずが、美しいあの子を寵愛するようになり、やがては人の肉を食らう鬼になってしまったことが語られます。
視点が違うせいか、最初読んで時は、ただ恐ろしいだけの印象だった院主が、悲しく切なく、そして仏ではなく人であるがゆえの苦しみがひしひしと伝わってきました。
寺に現れた快庵禅師のことも、己が届かなかった高みへ上った人として眩しい気持ちで見ているように感じられて、すごく人間的だなと思いました。

選択肢が最後の方にひとつだけあり、結末が少しだけ変ります。
私は弐の方が好きかな。
作者様のサイトに「結末は少々曖昧」と書いてありましたが、確かに曖昧です。
でも、それによって、この結末をどう考えるのかと問いかけられているようでした。

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【タイトル】大地
【HP】 ワードワード
【プレイ時間】2時間30分
【ジャンル】サウンドノベル
【ツール】Nscripter

再公開されていたので、この機会に読んでみようと思いDLしました。

主人公の二郎は真っ直ぐな性格で思わず応援したくなる青年です。その青年がこれでもかというくらいに辛い目にあいます。
一方的に搾取されるだけの小作人の立場って辛すぎます。
貧乏は悲しいよ、辛いよ。苦しいよ。
二郎や村の人達を苦しめる男がまたひどい奴で、人のことを人とも思わない冷たいふるまいをするので、もしも天罰が下っても同情できないなと思える冷血漢ぶりでした。
これでもか、これでもかと主人公を襲う辛い出来事に、途中から気持ちも落ち込みました。でも目が離せない。
もしも、これで悲惨な結末だったらどうしようと(十分にそれがあり得る展開だったので)思っていたのですが、希望の見える終わり方でよかったです。
読み終わった後で、北海道の広々とした原野に雄々しく立つ主人公を勝手に想像しました。

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【タイトル】きつねの赤足
【HP】 電動わんにゃんぷぅ
dendou.jpg
【プレイ時間】4時間
【ジャンル】和風ファンタジーノベル
【ツール】吉里吉里/KAG
【公開日】2007年4月6日

女に化けて村長の妾となった狐の足を切り落とし、その足を神社で祀っているという異様な昔話が気になって気になって読んでみることにしました。
果たして、本当に狐の足が残っているのか? そもそも、その女は本当に狐だったのか?
この辺、いろいろと想像すると恐いですよね。
でも、この話、私が考えていた方向とは違う方向へ行きまして、読み終わってみると、私の中では、神社でたった一人できつねの足を祀っていた孤独な少年、葉の存在がすべてを持っていったという感じでした。
ドロドロとした愛憎劇を読んだ気分です。
出生と容姿のせいで村人から嫌われ蔑まれて歪んでしまった葉の孤独さが哀れでした。
ひとつの結末を見た後にヒントを「見る」「見ない」の選択肢があるのですが、ヒントはぜひ見ましょう。ヒントを見た後に前の選択肢へ戻ることができます。後で「これで満足」もぜひ選んでほしいと思います。

本編「思想花編」を読み終わると番外編「紅葉のみちしるべ」が読めるようになります。
こちらは「思想花編」よりも少し前のお話で、狐の珠沙と義樹のお話。
こちらは一本道で、本編よりも長いです。
義樹は大切に育てられたんだろうなという感じのするお坊っちゃんで、鈍感でちょっと自分勝手。そんな彼も少しは成長した……と思いたい。
本編後半のドロドロ感に比べると、こちらはさわやかな印象さえします。ラストシーンは切なくも美しいです。

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