忍者ブログ
プレイしたフリーゲームの感想を書き綴ったブログです。 内容にネタバレを含む場合があるのでご注意下さい。 今までに感想を書いたフリーゲームのリストはリンクの「感想リスト」で見れます。

* admin *  * write *  * res *
[18]  [19]  [20]  [21]  [22]  [23]  [24]  [25]  [26]  [27]  [28
<<03 * 04/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  *  05>>
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【タイトル】きつねの赤足
【HP】 電動わんにゃんぷぅ
dendou.jpg
【プレイ時間】4時間
【ジャンル】和風ファンタジーノベル
【ツール】吉里吉里/KAG
【公開日】2007年4月6日

女に化けて村長の妾となった狐の足を切り落とし、その足を神社で祀っているという異様な昔話が気になって気になって読んでみることにしました。
果たして、本当に狐の足が残っているのか? そもそも、その女は本当に狐だったのか?
この辺、いろいろと想像すると恐いですよね。
でも、この話、私が考えていた方向とは違う方向へ行きまして、読み終わってみると、私の中では、神社でたった一人できつねの足を祀っていた孤独な少年、葉の存在がすべてを持っていったという感じでした。
ドロドロとした愛憎劇を読んだ気分です。
出生と容姿のせいで村人から嫌われ蔑まれて歪んでしまった葉の孤独さが哀れでした。
ひとつの結末を見た後にヒントを「見る」「見ない」の選択肢があるのですが、ヒントはぜひ見ましょう。ヒントを見た後に前の選択肢へ戻ることができます。後で「これで満足」もぜひ選んでほしいと思います。

本編「思想花編」を読み終わると番外編「紅葉のみちしるべ」が読めるようになります。
こちらは「思想花編」よりも少し前のお話で、狐の珠沙と義樹のお話。
こちらは一本道で、本編よりも長いです。
義樹は大切に育てられたんだろうなという感じのするお坊っちゃんで、鈍感でちょっと自分勝手。そんな彼も少しは成長した……と思いたい。
本編後半のドロドロ感に比べると、こちらはさわやかな印象さえします。ラストシーンは切なくも美しいです。

拍手[0回]

PR
【タイトル】斬人伝・屍鬼の村
【HP】 narratif



【プレイ時間】1時間
【ジャンル】和風伝奇サウンドノベル
【ツール】NScripter

出だしから、おどろおどろしい雰囲気で「これは恐い話なのか!」と身構えたのですが、別にそんなことはなかったです。
和風伝奇を読んだという充足感の得られる雰囲気のある物語でした。
音楽がいいというレビューをよく見かけいたので、そちらも興味があったのですが、物語の雰囲気と場面にあっていて素晴らしかったです。

武士の息子の竜之進と雪の純粋で真っ直ぐな思いが切ない。彼らが普通に笑いあっている時は暖かく、この物語の中では一服の清涼剤の様にさわやかでした。
旅の武芸者斬人も存在感があって、彼が登場すると空気が冷えて場面がきりっと締まるような感じがしました。
途中で明かされる真相には驚きつつ悲しい結末を迎えた時は「こんな終わり方をするのか……」と切ない気持になったのですが、その後に選択肢がまた増えて5つ目のトゥルーエンドへ道が開けました。
トゥルーエンドは美しくて余韻を残すものでした。

拍手[0回]

【タイトル】隠恋慕
【HP】 nino

【プレイ時間】10分
【ジャンル】時代ものナンパノベル
【ツール】LiveMaker
【公開日】2007/5/20

第13回3分ゲーコンテストに投稿された作品とのことで、短時間でさっくりと読み終わります。
「隠恋慕」と書いて「かくれんぼ」と読ませるこのセンスの良さからして素敵だと思ってしまいました。
プレイヤーは旅人となり、行く先々で女の人に出会います。
その時の選択肢の選び方によってはいきなりエンディングを迎えます。
そのエンディングは、ちょっとホラーなものや、思わずクスッとしてしまうものもあります。
出会う女性陣は様々で、やわらかな絵柄で描かれています。
これは、こうして旅をしながら出会いと別れを繰り返すだけなのかなと思っていたら、ちゃんと真エンドなるものがありました。終わってみれば「そういう事だったのか」と思えるオチで面白かったです。
真エンドを見た後にタイトル画面の「探し始める」「探し続ける」「探し終える」というのを見ると、なるほどちゃんと意味があったのねと一人で納得しました。諦めずに探し続けなければいけないのですね。



作者様のサイトに『ナンパまち』の主人公男版と書いてあったので、そちらも気になってプレイしてみました。
こちらは、「もっとちっちゃいab」というツールで作られた小さくて可愛いウインドのゲームでした。
ストーリーは「隠恋慕」と同じような流れで男の人と出会って、その時の選択肢によってエンディングが変わるというものでした。
エンディングはシュールなんだけどありえそうかも……と思えるものが多くて、あんまりハッピーな終わり方はなかったです。
真エンドが一番幸せそうだし、多分、それが一番いいんだよ。
こちらも面白かったです。

拍手[0回]

【タイトル】平安御子女恋絵巻
【HP】 綾の国
綾の国
【プレイ時間】総プレイ時間1時間
【ジャンル】女性向けノーマル恋愛アドベンチャー
【ツール】コミックメーカー2
【公開日】2004/1/25

源氏物語でしか読んだことがないような雅な平安貴族の世界を垣間見ることができて楽しかったです。
朝姫の周囲の人にかまってもらえなくて拗ねて家を飛び出すという行為は内親王という重い身分にしては軽率じゃないかと思ったのですが、素直な性格でそんな世間知らずな無鉄砲ささえも可愛く思えてしまいました。
朝姫は危ない所を助けてくれた俊貴のもとで暮らすようになるのですが、そこでの二人の恋のかけひきが優雅です。
和歌で問いかけ返歌で応えたりとまさに源氏物語で見た世界です。
朝姫は13歳なのですが、焦らしたりつれなくしたりと、もうすでに恋の手管を知ってます。このへんは、教養ある身分の高い女性としてのたしなみということなのでしょう。
ただ私、平安時代の知識に乏しいので時々、時々漢字が読めずに困りました。
だから、プレイ終了後におまけが見れるようになって平安用語解説があったのは、ありがたかったです。
攻略対象である成樹と俊貴二人とも好感のもてる人柄で、どちらかと恋に落ちた場合はもう1人に申し訳ない気持ちになってしまいました。
幼い頃から面倒を見てくれた成樹もいいし、どことなく寂しさをもった俊貴の側にいてあげたい気もします。
攻略は作者様のサイトにあって、ボーナススチルもあるとのことで頑張りました。プレイ時間が、ちょっとかかっているのはそのせいです。要領よくプレイしたら、もっと短い時間でコンプできると思います。


コミックメーカーは繰り返しプレイはちょっと不便だと感じました。
スキップもバックログもないし、短編なら頑張りますが、長編で選択肢が多い作品だと辛くなると思います。
でも、今回コミックプレイヤーを入れたので、今まで敬遠していたコミックメーカーのものもプレイしてみようと思います。

拍手[0回]

あけましておめでとうございます。

今年はフリーゲームの感想記事が100件を目標に頑張りたいと思います。
過去の記事は、後で読み返して、言葉足らずだと思ったり、表現が変だと思ったら、ちょこちょこ直しています。
今年はもう少し文章がうまく書けるように精進致します。

今月は和風・時代物にこだわってみようと思います。
和風・時代物のフリーゲームを見つけたら積極的にDLしてプレイする予定ですが、出会いも大事にしたいので、ニュースサイト様、レビューサイト様で見かけて気になったものもプレイしていきたいです。

それでは、今年もよろしくお願いします。

拍手[0回]

<<前のページ|     |次のページ>>


応援ランダムバナー
プレイ済みのフリーゲームのバナーをランダムに表示しています。

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[05/17 backlink service]
[03/07 ミツル]
[03/04 みうらくん]
[01/28 ミツル]
[01/27 沙鳥]
最新記事
(12/05)
(11/20)
(11/19)
(11/16)
(11/13)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ミツル
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
アクセス解析
powered by NINJA TOOLS // appeal: 忍者ブログ / [PR]

template by ゆきぱんだ  //  Copyright: 樹上開花(フリーゲーム感想ブログ) All Rights Reserved